➀美味しさの秘密は、豊かな自然環境・・・。
八ヶ岳山麓の麓・澄んだ空気に加え、標高約900メートルに位置する茅野市米沢地区は、夏季と冬季の寒暖差が非常に大きく、また1日の気温の寒暖差を見ても大きな開きがある内陸型気候の地域なのです。またこの地域は日照時間が長く昼夜の寒暖差が非常に大きい地域にて、この澄んだ空気に厳しい寒暖差が美味しいお米や野菜を育んでくれます。
②美味しさの秘密は、美しい伏流水・・・。
この地は北側に霧ケ峰高原が位置し、そこから南西に緩やかな傾斜地となり、霧ケ峰高原を源流とする河川によってできた扇状地です。この地のは、霧ヶ峰を源流とする藤原川・前島川・桧沢川・横河川の4つの一級河川があり稲作に大きな恵みを与えてくれています。また山林原野から扇状地にかけて、随所に湧水があり、特に「大清水 湧水」は、水量豊富で茅野市の水源地にもなっています。
③美味しさの秘密は、有機質豊富な土壌・・・。
茅野市米沢の地は自然豊かな地域です。上記でご紹介した霧ケ峰伏流水が有機質多い茅野市米沢の土壌を作ってくれています。またおそよ1万年前からの縄文時代の遺跡も数多く発掘され、中でも棚畑遺跡から発掘された土偶は、「縄文のビーナス」で国宝に指定されています。古くから人々の営みがあった歴史ある土地なのです。
④美味しさの秘密は、拘りの生産体制・・・。
当ファームでは特に土づくりに拘っています。刈取り後稲わらのすき込みに加え、植物繊維の分解に大きな力を発揮する酵素を稲わらの分解に利用したり、お米の味や艶を出す為の発酵肥料や倒伏防止用の肥料を必ず秋入れし、冬を越させます。冬季の土づくりが重要と考えています。
また機械や設備を充実させ育苗から刈り取り、脱穀・精米までを一貫して行っています。そのため田植え時期や刈り取り時期、乾燥状況までを自分達が納得したうえで頃合いを判断し、皆様にさらに美味しいお米をお届けすることを実現しています。組合等の出荷者が異なることによった、味や品質のバラつきを抑えられていると考えています。
⑥美味しさの秘密は、「信州諏訪高島藩主献上 お殿様御膳米」
その昔、この地で取れたお米は、諏訪高島藩主お殿様の御膳米とされ、献上されていました。諏訪高島藩主へ献上していた「米沢御膳米」は、一粒選りをしたから、美味であるとされていたようです。また、諏訪大社の神田として献上していたと「千鹿頭神社御由緒書写」にも記事があります。この地でのお米が古代より良質米として評価されていたことがわかり、先人が伝えてきた、歴史ある稲作が引き継がれている土地です。
「参考:米澤村村史・米沢地区コミュニティ推進会議」
⑦美味しさの秘密は、八十八手×2 の米づくり・・・。
お米の「米」という字は八十八と書くほど、手間がかかると言われています。「信州茅野 米沢吉田米」米の字が2つ入るので、その2倍 172の手間をかけていくことを念頭に、先人から伝わる昔ながらの作り方を取り入れながら、減化学肥料・減農薬にて毎年の米作りを続けています。私たち作り手が手間暇かけ、真剣に稲作へ挑むことが大事だと思っています。その思いが「美味しいお米」に繋がっていくのではないでしょうか?努力は無限に続けていきます。
⑥毎日食べるものだから、美味しいお米を・・・。
お米というとどうしても、新潟県や東北地方の米どころの名前が上がってきます。しかしながら「長野県産コシヒカリ」は近年食味指数も高く注目を集めています。生産者の技術が高く、玄米検査時の品質を示す1等米の割合は、90%台で全国トップクラスとなっています。その中でも「信州茅野 米沢吉田米」の評価は非常に高く、「冷めても美味しい」一度食べれば「このお米でなければダメだ」という声が多く聞かれるようになりました。一言で「美味しいお米」といっても基準が難しいですが、近年地元の「米沢地場産物直売所協議会」が、「日本穀物検定協会」に検証を依頼しました。その結果、5段階評価による「特A」という最高評価をいただきました。
当ファームでは、多くの方に「信州茅野 米沢吉田米」を試していただきたく、全国発送を開始しました。是非ご注文ください。